日本で最も本気で国防と向き合う専門家集団によるワンランク上の地政学！

ーーー著者：中畑康樹さんコメントーーー

この書籍は、地政学的見地から我が国の国防に重要な関わりを持つ地域（分野）を、軍事専門家たる私達が、それぞれの独自の視点で分析・執筆し、それをとりまとめたものです。
私が担当したところでは、日本から地球４分の１周ほど離れた中東における自衛隊の活動を紹介しています。私達にとって死活的に重要でありながらなかなかイメージできない海上交通について、関係する大国の動勢も併せて記述してありますので、ぜひ手に取ってご一読ください。

【一読者コメント】

中畑康樹さんは、元海将で海上自衛隊の補給本部長のご要職を務められた最高幹部のお一人です。関東明教２１号（２０２０年５月発行）では、「ＯＢＯＧを訪ねて」のインタビューコーナーでもご協力を頂けております。
この本は、最高幹部らにて書かれた、東アジア、インド太平洋、米国、欧州、中東の地政学で構成されていますが、中畑さんは、中東の地政学をご担当され、特に海上分野での「海賊対策から見る中東地勢戦略」について述べられています。
北極海、核問題、サイバー安全保障、宇宙と、最近の緊迫した世界情勢も読み取る上で、非常に参考になる一冊だと思います。
（東高図書館へも献本）